戦隊スーツ機能停止！ボウケンレッドやられ放題、ヒーロー敗北

轟轟戦隊ボウケンジャーの5人の前に、2体の倒したはずの敵の怪人が強化改造され再び現れた。そして、挨拶代わりに衝撃波をぶっ放したのだった。

のっけから、5人は強烈な衝撃波にやられてしまう。さらに、敵はボウケンジャーの強化スーツ機能を停止させるという力をも持っていたのだ。ボウケンジャーたちはスーツの異常に戸惑う。

機能が停止した強化スーツは重くなり、いつものように戦えず、ボウケンジャーは次々にやられてしまう。

ボウケンレッドも軽々と体を持ち上げられ、体ごとを壁に投げつけられてしまった。

それでも、ボウケンレッドは戦隊ヒーローのチーフらしく、何とか反撃しようと試みるのだが、

機能が停止したスーツでは、強化された敵の怪人らにはまったく歯が立たない。逆に敵の攻撃を一方的に受けることになってしまった。

怪人の強烈なパンチをまともに喰らい、さすがのボウケンレッドもかなわない。大きなダメージを負ってしまい、すぐに立ち上がれない。

戦いを傍観していた敵幹部が、横たわっているボウケンレッドにゆっくりと近づくと、その後頭部を掴んで無理やり立たせると、首を絞め上げた。

ボウケンレッドは抵抗できず、やられるがまま。

敵幹部は経緯を自慢気に話すだけ話すと、ボウケンレッドの首から手を離した。

そして、怪人が地面に倒れたボウケンレッドの腹を踏みつけた。ボウケンレッドもそろそろ限界。
「オレたちのボディはよ、お前たちのスーツをしのぐ性能をもち、その波長はお前らのスーツへのパワーの供給を遮断するのだ。」

他の４人もすでにやられて立てない状態。

2体の怪人は上空へ飛び上がると、地面のボウケンジャーに銃弾を浴びせかけた。5人の悲鳴があがる。

そして、大爆発が起きて変身が解除。5人は意識を失ってしまった。ヒーローは完全なる敗北を喫したのだった。

今回の敵はスーツへのパワーへの供給を絶つという形で、戦隊ヒーローの最大の装備である、スーツの機能を停止させてしまいます。ボウケンジャーの弱点を衝かれたかたち。それによって、スーツが重くなるという設定もいいですね。電動自転車の充電が切れたような感覚かな（笑）。チーフであるボウケンレッドへの攻撃が特に執拗で、いいやられっぷりでした（19話）。