仮面ライダーブレイド無念の敗走！戦鎚にやられてマスク破壊

2023年03月07日

2023年03月05日

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仮面ライダーブレイドとギャレンは、象由来の重量級怪人と戦闘中。しかし形勢は不利でやられまくる。怪人の目的はライダー打倒。その頑丈なガタイと剛力で2人は追い込まれ、苦戦を強いられる。

怪人は、鎖に吊るしたトゲ付き鉄球で、ブレイドとギャレンを殴りつけ、吹っ飛ばす。

さらに、戦鎚を取り出すと、ギャレンに向けて振り上げた。咄嗟にブレイドが起き上がって、ギャレンを庇う。「ぐあっ！」
戦鎚はマスクを直撃、甲高い音とともに火花が弾ける。ブレイドは衝撃で大きくのけぞり、無数の破片を辺り一面にまき散らしながらぶっ飛んだ。

倒れた仮面ライダーブレイドが手で顔を覆う。マスクを激しく破壊されてしまっていた。

仮面ライダーギャレンは、やられたブレイドの元へ駆けつけようとするが、怪人はそうさせない。
「お前らは物の敵ではない」
怪人はそういうと、戦鎚を振り上げ、地面でもがいているブレイドに迫る。ギャレンは何とか阻止しようと銃を撃ちまくった。

怪人は足を止めて、ギャレンの方へ振り返ると、先端に刃が付いた長い鼻を勢いよく伸ばした。ギャレンはそれに一突きされ、ブレイドの元へ弾き飛ばされてしまう。

「お前らまとめて始末してやる」
怪人の言葉に、2人のライダーは身構える。

仮面ライダーブレイドの闘争心が、やられたことで再燃。先んじて怪人に飛びかかって移こうとする。それをギャレンが引き留めた。
「無理だ。このままではマズい」
実力の差を見せつけられ、これ以上の戦闘は不利だと判断したのだ。「でもっ！」と、ブレイドは反駁する。

敵の目の前であるにもかかわらず、揉めるギャレンとブレイド。そこへ、怪人は戦鎚を叩きつけ、続けざまに強烈な鼻攻撃を見舞う。まともにやられた2人は、為す術なくそのまま敗走したのだった。
「腰抜けめ、逃げたか」
怪人は不満げにつぶやく。

敵前から逃げるしかなかったブレイドとギャレンは、どこか重苦しい雰囲気。特に年少のブレイドは、マスクを破壊されるほどにやられ敗北したことに深いショックを受け、ヘナヘナとそしゃがみこんだ。今回ほどの屈辱を感じたことは初めてだったのだ。

「奴にはどんな攻撃もきかなかった。オレたちは勝てるんでしょうか」
気落ちするブレイドの肩を、ギャレンがそっと叩く。「帰って、作戦を考えるぞ」

数日後、再び例の怪人が出現した。「ライダーどもをまとめて、オレが倒してやる。オレが…」
仮面ライダーブレイドは、作戦も対策もないまま出動し、怪人と対峙。ブレイドは強大な敵の前に怯んでしまう。果たして、戦闘が始まるやすぐに圧倒されやられまくる。
「どうしても、どうしても、こいつには勝てないのか…」

ブレイドの窮地に、ギャレン、カリス、レンゲルの3人の仮面ライダーが加勢に駆け付けた。しかし、怪人は圧倒的な力で4人を一蹴してしまったのだった。仮面ライダー敗北。。。

同じようなやられ展開でも、マスク割れ（割れ面）があるのとないのとでは全然緊迫感が違いますね。このブレイドの回は、その典型例。短時間の場面なので、演出としては非常に効果的です。何回みてもインパクトがあります。ただ、趣味的には物足りませんが（笑）。【26話をもとに独自に再構成】

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